東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

ゴミ有料化に賛成の反対の反対なのだ‼? 

(バカボンかっΣ(*゚д゚ノ)ノ)
■君よ知るやボックス収集の公式ルール

かつての自分。昔々の自分。


ええ、後で清掃課の直営の職員のTさんが内心キレかけていただろうと理解しました。
すいませんんんん

(清掃課は後にゴミ対策課に名称変更し、のちに直営の可燃ゴミの収集はなくなった)

しかしボックスは袋収集と同じように、回収する日に、当日朝9時までに入れる……という公式のルールがあり、それを知っていて、さらに守っているという人はどれだけいるのだ。

ボックスは24時間✖365日、いつでも捨てられると思っている人が、東久留米市の住民の90%以上を占めるのでは。たぶん。

↓公式ルールのスクリーンショット(画像)★★★


画像をタップして、さらに「オリジナルサイズで表示」をタップすればはっきり見られます……というよりも……
「ボックスにゴミを入れる時間が決まっている……?ウソでしょ?」 という方は公式を見に行ってください。
市の公式に掲載されている。
http://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kankyo/shigen/index.html

でも公式ルールは有名無実ですよ。

ほんとはこれ、行政と市民の意見交換会のような時に

行政「なんでボックスをやめたくないんですか」

住民「何でって……いつでもゴミが捨てられるから」

行政「何言ってんですか。ボックスは収集日にだけ、朝9時前にゴミを入れるように決まってるんですよ。収集日以外の曜日には、ボックスにゴミを入れてはいけないんです。」
           
             は……?
    ( ´゚д゚)( ゚Д゚)( ´゚д゚)( ゚Д゚)(゚∀゚)
    (;゚Д゚)( ゚A゚ )(゚Д゚≡゚Д゚)゙?( ゚A゚ )

住民「ウソだろー!?ふざけるなー!?」(ザワザワと、どよめきが起きる)

というやり取りから始めないと、スタートラインが違うんですよおおおおおおおお
( ・∀・)ノ



ボックスに時々こういう注意書が貼ってあるじゃないですか。

注意書には
「収集日以外は捨てないで ❗」
可燃ゴミの日は火曜 金曜」(東部)
「収集日当日の朝9時までに出してください」
「収集できるのは家庭ゴミに限ります」



共産党は野崎市長や馬場市長の時の、今まで有料化を問題にするときに、ボックス収集の問題はスルーしてきている。少子高齢化と不況でゴミの総量が減っているので、ボックスがあふれている所がかつてほど前景化しなくなったせいもあるからだろう。

(プアースポットは昔ほど多くないとはいえ……)

共産党以外の自民クラブも公明党も、「いつでもゴミを出せる」この上なく便利なボックスを廃止するなんて言いたくない(言ったらどんなことになるか誰でもわかる)から、どこの会派もゴミの問題はスルーしてきた。

唯一、一人会派の宮川市議だけが「ゴミ有料化すべき」と市議選挙の広報の自身の広報にあげていたように思う。


■「blogにコメントがついています」と通知メールが来たので見てみれば、「今からでも反対の署名をしたいのですがどうしたら」というものだった。

賛成の人でも反対の人でもコメントは嬉しいのでちゃんと返信コメントを書いたが、問題はこのblogの管理人は有料化に基本は賛成の人で、そこに「反対の署名について」聞いてくるということは、ネット上に、有料化に反対するグループからの発信が見当たらないということだ。

「東久留米 ゴミ 有料化 」で検索しても出てこない。ここのblogくらいしか……
考えられる理由はたぶん 
1 世の中、実はネットしない方が多数派。
2 有料化に反対するクラスタは、ネットで情報を集めたり拡散したりすることに関心がない。やらない。

自分が以前「共産党(ローカル)とその支持者は(悪い意味で)変わっていなかった(ゴミ問題について)」と書いたのは、そういうところも含んでいる。
もっと言うと
1ゴミ問題についての理解が一方的いや、一面的。
2有料化に反対する人を増やそうとか、問題についての認知を広めよう、情報を収集しようという運動の面が旧態依然。

2については、環境フェスティバルに出店することなどしない。くるくるチャンネルに団体を登録しない。ネットで情報発信しない等々。「まちさぽ」にも来ていなかったと思う。
先の市議会選挙の前に「投票に行こう会」というのがあって、〈市議会議員さんと話そう会〉もあったが、ゴミについての問題を聞きに来た人はいなかった。自分だけが聞いて回った(公明党の議員さんが、皆さん有料化をはっきり肯定していたのが面白かった)。そういう場所に、有料化に反対する人達は来ないようだった。

……変わってない……と言いたくなるワタシの気持ちをワカッテクレ……

(自分のようにアチコチ足を運ぶ方が至極珍しいということは、理解してるがそれでも)


野崎市長の時に有料化案が提案されたことを考えれば 10年間、時間はあったのだ。
昨年、共産党の後援会の広報紙に「市が〈また〉有料化を出してきた」という見出しがあったのをみたとき、「これはダメだ(負ける)」と思った。

有料化を「考える」会という名称のはずだが、市が有料化を提案したときだけ反対し、行政が有料化を引っ込めれば解散し、有料化が通れば解散、なのか。
せめて有料化後3年間くらいは続け、本当にゴミが減ったのか、問題点は、など検証するくらいしても良いのでは。

でないと、今後、集団回収の報償金を廃止するとか市が言い出したとき、「なぜ、今、報償金の廃止なのか」と、有料化に反対した人たちは言い出しそうだから。今からデジャヴを予言しておく。

集団回収(古紙古着アルミ缶対象)の報償金制度は、市が古紙古着の回収を始めたときに、廃止しておかしくなかった。空き缶の分別収集はすでにやっていたし。
報償金制度の趣旨を考えれば廃止するのが当然で、報償金に市の予算から年間4千万円近く出す意味が、行政が古紙古着の回収を始めたことにより、なくなったのだから。

だから私は、中野区の住民による集団回収の方式を東久留米でも考えていく方がいいと思うが、とてもじゃないが、ゴミ有料化を考える会の学習会等に行くと、そこまで話がいくのは夢のまた夢の遠い夢だと思えた。

なぜか。

共産党の「中の人」がそれを「問題」にしていないから。
東久留米の報償金が1キロあたり10円だったのを、平成24年(たぶん)に、9円に下げたから、集団回収量が減ったというやり取りが、昨年の9月議会であったというのと、それに何の異論も出ない共産党(ローカル)の人々による11月のゴミを考える学習会に参加したときの私の気持ちがわかるか。

(「行政=悪 自分達=正しい」という前提があるから、反対の皆さんは「自分の頭で考える」ことをしないように思える。だから共産党(ローカル)はこわいと書いたんです。注 あくまでもゴミ問題についてです)

そして、はっきり言うと、共産党とその支持者の方たちは上からの指令がないと動かないようなところがないとは言えない。だから、東久留米市オレンジボックス(注 現在あるグリーンボックスと大体1対1の数で配置されていた)の廃止があったとき、反対運動は起きなかったとも言える、のだ。

とはいえ、私は反対することが悪いことだなどと思っていない。

友人のMさんのメールの一部
「ゴミ有料化も「他市でやってるから仕方ない」という人が周りに多く、「上から言われたら従う」という風潮が出来上がってるのが怖いなと思いました。反対してもどうせ…という諦めムードが強いようです。」

こういった、何も考えない、上が決めたことに従うだけ、という姿勢よりずっとよいと思うが、〈市政に関心を持つことは、反対反対反対することだというパターン〉を呈するという点で、私はすごく困っている。


昔々、対案提起型の運動をひっぱっていたことがあるので、それが伝わっていなくて評価もされていないから、現在何も変わっていないと考えると辛い。
http://kururu.izakamakura.com/box-01/net93-01.html(これが伝えられなかった理由も、その運動体の「人」に原因があるのだが。思い出すと七転八倒←倒です倒)


■有料化を考える会の主催する催しhttp://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20160219のときに、〈 ? 〉と思う意見があったが、後から考えると、「もしかして、ボックスを半永久的に使用できるものと思っているからそういう意見が出るのだろうか⁉」と思えるものもあった。

★★★ボックスの寿命は?★★★

  ↓


続きはこちら
http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20150104/1420337535

本来はボック収集を廃止する話と、有料化についての話は分けて進めるべきなのだ。

実際に、現在も有料化をしていない多摩の4市東久留米市小平市国立市武蔵村山市のなかで、武蔵村山市では、ボックス収集だけを、1995年7月に廃止している。
http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20160122

出来れば行政にはそういう進め方をしてほしいし、そうしないと、後で「有料化したからゴミが減った」と、いいように扱われてしまう。


それで自分は今、反対の人にも怒っているし、行政のいい加減な姿勢にも怒っているし(今の並木市長の行政は、法案を通したあとで、新しい収集体制について「丁寧に説明」すればよいという姿勢で、つまり市役所の「中の人」が、東久留米市をその程度に考えているということで、これで住民と行政の協同とか、何世迷い言を言ってるんですか。ただのお題目ですか。東久留米市を「やればできる子」と見なさなくてどうするんでい)、有料化に関心のない人にもちょっと怒っているし、今頃こんなことを書いて何になると、自分にも怒っていて、で身体の調子が悪くなるのも当然なのだった。笑 しょうがないざます。

行政の有料化案には、問題を残したままの点もあるんですが。

まずいですよ。

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メモ

kentaro isaka @isa_kent
「考える」というのは「正しい答えを出す」ためにやることではない。「考える」とは「まだ答えの出ていない問題に向き合うこと」なんです。考える上で、答えが出るとか、その答えが正解だということは「あまり重要ではない」んです。間違えれば「また考えればいい」からです。

"@isa_kent: 今の日本は「問題に向き合うことが出来ない」人が急激に増えていると感じる。つまりはそもそも多くの人が「考えることが出来なくなっている」ということだ。だから「とりあえず答え(と本人が主張すること)をはっきり言う」人ばかりがもてはやされる。twitter.com/isa_kent/statu…"

"@isa_kent: Twitterでの多くの議論が、そもそも議論にならないのもこのことが一因だと考えている。お互いに最初から「自分の答え」を「正しい」と思っているから、ただの「意見の押し付け合い」にしかならないのだ。
twitter.com/isa_kent/statu…"

ツイッタだけの話じゃないすよ……