東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

PTAの入退会の自由

再録。(なので、6年前ではない。それ以上昔の話です)






新聞の家庭面には、たまにPTAの入退会の自由の告知についての記事が出る。
最近も http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201302150398.html
再録
PTAの加入は自由だなんて、とっくのとうに知っている。
それが周知されて認められたうえで、入りたい、とどまりたいPTAにするべきではないのか。

しかし、私が役員をやったときのPTA会長は意図的に、本部役員をちょっと困らせてやろうと思って言ったはずだ。間違いない。
私はそれなりに会長(当時の)を理解している。とんでもない校長先生をめぐって、1年付き合いましたから、それなりに両者の行動を理解している。

とてもお茶目なPTA会長でした。

どこの世界に「うちの商品を買っても買わなくてもいいです。(買わないでください)」と顧客に言うビジネスパーソンがいるんだっ

入退会が自由であることの告知だけすればいいというものではない。

会長の新入生保護者への挨拶のおかげで、PTA本部役員達はあわてて新入生の保護者の教室に行き、「会長はあんなこと言ったけど、PTAには入ってください!」と説明して回りPTA加入用紙を配って回った。
あとで会長は本部役員からお叱りを受けていた。

ええ、私も本部役員でしたが、私は別のお手伝いをしていて、たまたま新入生の教室に説得には参りませんでしたが、ある意味、PTA役員の自業自得だと思ってます。

「ヤル気のない男性でもいいから、"男性”に会長の名前だけでいいから引き受けてもらう」という「伝統」を実行した結果ですから。こんな会長を選んだのほかならぬ自分たちですから。
(一人くらいで異議を唱えてもダメだった)

私はPTAは一定の必要性(防犯など)はあると思うが、「現状に合わないこんなやり方をしてたら、なり手がいなくなる!」という危機感があったからこそPTAのスリム化その他の改革のアクションを起こした。
注 自分が突然言い出したのではなく、組織改正するよう申し送りされているわけだから。何代にもわたって・・・。

実際に少子化によりPTA会費による予算が減っているので、値上げを討議するように申し送りされていた、まずい運営状態であり、子どもの数が少ないということは、昔と違って保護者に役員の順番がすぐ回ってくるなど、問題がいろいろ出ていた。

しかし、組織改正は、なにより校長が!副校長が!邪魔をするし、何年も役員を務めてくださった非常に有難い方々が改革をいやがる。

さらに、「このままのやり方じゃだめよね」と同意はしてくれても「自分の代に何か変えるのはいや」という役員も少なくない。

かくしてますますPTAの引き受け手はいなくなる。どこの社会でもそうなんでしょうか。
(誰だってPTA会費の値上げのような面倒なものはやりたくない)

(それでも多少の改革と新規の成果も成しましたよ)

(とーっても、修羅場しいPTA経験でした。げほげほ。)

メモ
集合本棚について
朝日新聞の記事で目にして切り抜いておこうかと思ったが見つからず、朝日新聞のwebニュースのログだと、途中から会員有料になっている。ううむ。
http://www.asahi.com/culture/update/0210/TKY201302100067.html
と思ったら、記事の本文自体は全部ここに載っていた。
http://book.asahi.com/booknews/update/2013021200003.html

東久留米市に集合本棚をつくりたい人いませんか。
文庫連の方にはそんな考えの方いないかな。いや、マンガも含めた本といった時点で無理かも。無理かな、あそこらへんは、「マンガなんて読まないで勉強しろ!」といって子どもからマンガを取り上げた世代だからどうだろ。自分がマンガや(本を)読んでないと無理か。

男女平等センターのブックトークの催しにも全然人が来なかったくらいだし(1回しか行ってないが)、子どものためのお話会のような催しをするグループは少なからずあるのに、「本好き」とは重ならないのかなと考えてしまった。
市内の駅前の本屋スターブックはなくなるし、市内に本好きはいないのかっ(笑)

「すぎのこえいぶる」のリサイクルショップの電話を探したら・・・えええっ、社会福祉法人なのにサイトつくってないのか・・・。

そういえば、「どんぐり」も、学生がボランティアでサイト作ったのがあっても、結局何年たっても公開してくれないし。これらは東久留米市内の障害者団体に限った現象なのでしょうか。