東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

進撃の巨人の暗喩

ダ.ヴィンチ10月号に載っている「進撃の巨人」の作者諫山創インタビュー記事より引用(P55)する。

「『進撃の巨人』は韓国、台湾、中国といった国々でも熱狂的に読まれています。日本人だと、『進撃の巨人』が地震自衛隊の暗喩のように読めたりしますが、海外の人はまた別の驚異を連想して読んでいるのかもしれませんね。(インタビュアー)」

「(中略)以前、香港の新聞社からインタビューを受けたんですけど、香港の方の受け止めかたは切実でした。香港がイギリスから返還されて中国政府が入ってくるようになったわけですが、それを巨人に重ね合わせているとのことでした。
巨人側についてうまく立ち回ろうとする人もいれば、独立を望む人もいる。
記者の方は調査兵団に自分を重ね合わせて読んでいるようでしたね
(作者)」

香港の傘花革命?はどういう落とし所をむかえるか。

日本のマスコミは、デモで政治が動くなんてことがあることを国民に知らせたくないという政府の意向をくんで、ほとんど報道しないか、冷笑してるようなスタンスなんじゃないかというツイッターを読み、そうかもーと思ったのだった。


私は進撃の巨人は舞台が城壁にかこまれた中性のような都市なので、巨人はそこにに入ってこようとする黒死病(ペスト)の隠喩のようにヨーロッパの人は捉えてるのかもと思ったりしていた。

そうか、香港の人にとって巨人は中国政府かー。