東久留米の某喫茶店で、たまたま座ったテーブルの上の、お猪口より少し大きいくらいのガラスの小瓶に小さく花が活けられていた。
そのお店ではいつもそういう風に近所の小さい花を1、2輪摘んで活けているので、普段の光景だったのだが。
最初は花の中心が緑色っぽいなと思ったら……花の中からつぼみが出ている……。
セシウムだろうか。
それともこの種類の花には珍しくない突然変異なのだろうか。
(わからない)
以前にも近所で見かけた花の異常をブログにのせたが、普段の花の形を知らない人からすれば、それが常態か異常かどうか自体がわからないんだということがわかったので、取り上げる気もなくしたが、さすがにこれは奇形(突然変異)だということ自体は通じるのでは。
何が嫌だって、自分がこういうものを見つけてしまうということが、いやだ。
この御花を摘んだ喫茶店の主人は、これを「おかしい」と思ってないというのに。気がつかなかったというのに。なんで自分は気がついてしまったのか。気にしてしまうのか。
(いやしかし、ドクダミの花の異変については、自分、雑草であるドクダミを大量にひっこ抜いたあとで、ふと、二、三本を短く切って小瓶に入れて飾り、あとから見たときに花びらが三枚のがあることに気がついたわけで。自分も切っているときは気がつかなかった。活けてから、見ようとしてから気がついたわけで)
喫茶店で卓上の花がおかしいと気がついても、もちろん騒ぐようなことはせず、会計の際に
自分「これ(花を見せながら)ここがこうで、おかしいので、いただいて行きますねー」
お店の主人「あっ、ほんとだー(よくわかってない)(持っていって)いいですよー」
という会話の後に持ち帰り、写真にとり保存する。
私は昭和の子どもの時分に「科学と学習」のような雑誌で花の中から茎が延びて花が咲いているという奇形の写真を見たことがあるのと、スリーマイル島の放射能漏れで巨大タンポポという記事を読んだことがあるので、気がついたのだろう。ムラサキツユクサが放射能による変異が出やすいという講演もチェルノブイリのあとに聞いた。だから気がついたのだろう。
気がつかない人は気がつかないのに。
見えない人には見えない「バカの壁(@養老先生)」か。
なんで私はこういうのをみつけてしまうのか。神様。
昨日=22日 日曜
↓
"@sikano_tu: 昨日やってた池上彰の教科書に載ってない20世紀で、占守島の話をやっていた。そこで島の歴史博物館の館長?の話として、日本人のシベリア抑留はなかった、当時の船舶の輸送力では技術的に不可能だったという発言を紹介していてマジで腹が立った。そういう歴史修正主義ってホントに腹が立つ。"
↑これ本当にそんな発言を紹介してたんでしょうか。
世界記憶遺産に日本はシベリア抑留の記録を申請登録があったばかりではないのか。
池上彰の最近の右翼ぶりについての指摘は度々目にするが、シベリア抑留までなかったことにする意向なのでしょうか。まさか。残念至極。
番組の前半だけは自分も見た。終戦後3日目に政府が米国の兵士向けの特殊慰安施設を設置したなどの話もやっていたのだが。