東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

じつはすごい男女平等推進センター?

「あんなところ」と言われたが・・・



読んだことがなくとも、新聞の文芸欄や書評で読んで知っている。(だから物語の内容も、いいお値段をしていることも知っていた)もちろんすぐに借りられるわけではなく、別の本が展示されたのを見計らって、書棚に入っていた「アライバル」を探して借りた。

返却するので記念にファンイラスト。

一緒に借りたのは「社会をかえるを仕事にする」社会企業家の駒崎氏の本。
(これは別の意味で個人的に泣ける。共感するところが多々あり。いや、だってもう、東久留米市でも個人的に色々あったので。市役所の役人ときたらコノヤローと思い出されて、とても全部読めない。97年の最初の「東久留米の育児応援マップ」を作った頃の公民館のバ以下略)

男女平等推進センターがこんな高い絵本を買ったのかと思ったら、寄贈本でした。なにげにすごい本がある男女平等推進センター。
 河出書房新社 アライバル ショーン・タン
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309272269/
祖国で不穏なことが起き、新天地を求めて移民した人たちに世界がどう映っているのか、という物語。
この物語に今の日本で一番共感できるのはカレン族の人たちか、在日一世か中国在留日本人孤児の帰国者一世か。(「アライバル」を読んで、中国から帰国した人の宿舎に差し入れられたコタツの使われた方を思い出した)(はたして彼らにとっての新しい世界は、この本のようであったのかどうか。(ルーマニアから来た少年には厳しかったようだ。)

ひょっとして未来の記憶かもしれない。