東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

スポーツと体罰について、甲野善紀×小田嶋隆メモ

●yanase hiroichi ‏@yanabo
「オリンピック女子柔道の体罰問題からバスケ自殺まで 日本スポーツに体罰は必須なのか?武道家甲野善紀さんと小田嶋隆さんが切る!指導者の技が圧倒的だったら体罰なんかいらない。体罰はでも常習化していた。でも、法で取り締まるのは危うい。必読!」

「オリンピック選手に体罰」が行われる謎を解く
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130212/243601/?bv_ru

おおおっ!小田嶋隆氏×甲野善紀氏!なんか異色の組み合わせのようでもあり、おもしろいです。

オリンピックに出る選手ならモチベーションもレベルも高い、競争も熾烈なトップアスリートのはずで、小学生の空手教室で、先生がサボってる子どもにゲンコツ食らわすのとはわけがちがうだろう。

小学生は空手教室がイヤならやめられるが(親が強制しない限り)、オリンピックに選考される選手は、それが出来ないから、耐えるしかなかったんだろう。

(私も3年前まで地元のスポセンの大東流合気の会に通ってました。体調が戻れば通いたいですが。しくしく)

増田俊也の憂鬱なジャンクテクスト|公式ブログにも
2月7日付の朝日新聞で山口香先生(1988ソウル五輪銅メダリスト、筑波大准教授)が、1ページまるまる使った紙面でインタビューに答えている。素晴らしい内容だった。」

同感です。山口香が、今回JOC(日本オリンピック委員会)に告発した女子選手15人に相談されたときにアドバイスした言葉。

「あなたたちは何のために柔道をやってきたの。私は強い者に立ち向かう気持ちを持てるように、自立した女性になるために柔道をやってきた」

こんな言葉を初めて聞きました。素晴らしいです。


メモ 「情けは人のためならず/めぐりめぐって己(おの)がため」

高校生の頃、「情けは人のためならず」の意味を教師から問われたクラスメートが起立して答えて曰く。「他人に情けをかけると…めぐりめぐって自分の利益として戻ってくる」その答えに、教師とその生徒を除くクラス全員が爆笑。しかし先生は静かに言われた。「今の答えが正しい。『人に情けをかけることは相手のためにならない』と誤解してる人が多い。」私は青くなった。誤解して笑った一人だったから。しかし、おかげで寄付やボランティアについて堅苦しく考えずにすむようになった。「情けは人のためならず/めぐりめぐって己(おの)がため」と勝手に下の句をつけている。私はいいトシをして自身のことも十分でない自分が「誰かのために何かをしたい」というのが恥ずかしい。だから「めぐりめぐって自分の利益になる」ゆえに「情けをかける」のを奨励するのが社会ルールであるほうが、かえってほっとするのである。400Jinai