東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

エッセイコミックについて他

当事者が自分で描(書)くエッセイのマンガというジャンルに何か名前がついてもいいのではないかと思う。いや、「実録エッセイ漫画」という言い方があったか… コミックエッセイなのか、エッセイコミックなのか ( -_・)? 

ふと、ロングセラー「ツレがウツになりまして。」あたりが先駆けかなと思ったが、いや、その前に「ダーリンは外国人」があったよな。

いやいや、その前に「あたし天使あなた悪魔」(通称あた天)や「ママはぽよぽよザウルスがお好き」(通称ままポヨ)など(どちらもプチタンファン掲載で当時の実録育児コミックの大ヒットだった)、自身で描いた育児経験コミックというかコミックエッセイが山のように出ていたし、今も出ているではないか。

そうだ、自分の体験や見聞きしたことを語るエッセイマンガは山岸涼子の「幽霊談」が一番最初だと思う。昭和の「りぼん」の付録のマンガだった。少女マンガの自由さから出てきたと思う。

そして病気というテーマで広く読まれたエッセイコミックは「ツレうつ」が最初だったのでは。
ツレうつ」は作者がいろんな出版社に「こういう本を描きたい」と企画を持ち込んだが拒否されまくり、幻冬舎が拾ってくれて出版され大ヒットになったそうなので(断った出版社は後で悔しがっただろう)、それまではどちらかというとネガティブなテーマのエッセイマンガが読まれるという一般的な認識がなかったのだ。

今や、育児 病気 婚活 障害 などなど幅広くある。

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話 (ヤングマガジンコミックス)2017年12月出版。
「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子が描いた実録エッセイ漫画」←宣伝の文句がほぼ題そのままv

作者インタビュー
エホバの証人」元信者女性が自分の体験を漫画にした理由 #現代ビジネス
前編 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54011
後編 「エホバの証人の活動のなかで、最もつらかったこと」元信者が告白 #現代ビジネス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54012
「そもそも、私がエホバの証人との訣別を決めた最大の理由は、「NHKにようこそ!」を読んだからです」
おおっ Σ(゚∀゚ノ)ノ↓こっちを読んでみたくなった。

作者が自分のための認知療法として描いたという。マンガというツールを持っていたから描いた、描けた。よかったなと思う。
それは特異な宗教の家に生まれた特異な体験というだけではなく、「自分が普通と思っていたことは、ローカルルールに過ぎなかった」という気づき体験をした人間にとって「そこからどう自分を構築していったか」が重要で、故に個人的な話だけど個人的な話ではない、自分を救済する普遍的な物語の一環として読めるのでは。
いや、まだわからん。←まだどちらも読んでないっす

こういうマンガって女性の著者が多いような気がするが、どうなんだろう。
いや、男性の描く闘病体験もあるので偏見はヨクナイ自分。
⬛「さよならタマちゃん」(「ペリリュー」の著者のコミックエッセイ)

さよならタマちゃん (イブニングKC)

さよならタマちゃん (イブニングKC)

機能不全家族+アルコール中毒 の家庭に生まれた子どもの話。
昨年(2017)のコミックエッセイ「酔うと化け物になる父がつらい」菊池真理子
こちらのお母さんも新興宗教に入ってたが、宗教はお母さんを救えなかった。
作者はアルコール中毒の父親を嫌っていたはずなのに、父親が作者にとって男性のモデルになっていたところなど、いろいろ考えさせられる。

⬛昨年(2017)のコミックエッセイ
「かんもくって 何なの!? しゃべれない日々を脱け出た私 [ モリナガアメ ]
緘黙症(かんもくしょう)の当事者のコミックエッセイ
こちらのお母さんも新興宗教に入ってたが、脱会されたみたいだ。
東部図書館に入ってた。

緘黙症について、私はかれこれ30年前に知ったが、ここ10年以内の教育関係者の間でも知られていないのか。

新興宗教 ヤマギシ
「カルト村で生まれました。」育ちました。

カルト村で生まれました。

カルト村で生まれました。

中央図書館に第1巻が入ってたが予約待ち。続編あり。
ざっくり言うと、ヤマギシ会は一種の理想的なコミュニティと思われていた時代があり、だから入会する人が少なくなかったわけだが、入会するときに全財産を会に寄付するとか(脱会したい人は一文無しで放り出すとか)、コミュニティの子どもに1日2食しか食べさせてないなどの問題が知られるようになる。
確か移動バスにとり残された子どもが亡くなった事件もヤマギシではなかったか……?

クリックするとヤマギシに関係するお勧め本も出て、そこに樹村みのりさんの御名前が……
!Σ( ̄□ ̄;)うーん。確かにヤマギシ会がその理想通りなら樹村さんにとって親和性はあるように思うが、貴女はそこにいるのか。もしかして。まさか。
小説「8日目のセミ」のなかの某コミュニティもヤマギシ会がベースだと聞く。
ヤマギシ会は食品添加物を排した食べ物の販売としても知られていたので(これも無添加というのは偽装だとニュースになる)、自分としては気になっていた。生活クラブ生協も生活クラブシューキョーとか食べ物原理主義とか云われたりしたので(笑)


ロングセラー「光とともに」(マンガ)を先に読んでいると理解しやすいところも。グレーゾーンにいる子どもにとって最善は何かと考えていくモンズースーさん本人とお子さんの話。とても力をもらえた。購入。
⬛昨年(2017)のコミックエッセイ

⬛「母がしんどい」田房永子

母がしんどい

母がしんどい

いやもうすごいです。サバイバー。
毒親という言葉はここらへんから出ているのかな。
東久留米の市役所2階の男女平等推進センター(いやさコーナーに成り下がってしまったので、市役所と同じ開場時間)の本棚にあるので、月〜金まで、行けば誰でも読める。

★こげな対談が !ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
キレる毒親育ちと、我慢して壊れる毒親育ち|田房永子 @tabusa /菊池真理子 @marikosano_o |キレる私とキレられない私——田房永子×菊池真理子 https://cakes.mu/posts/18973


⬛「我が家の母はビョーキです」
統合失調症の母を持つ子どもが描いたエッセイコミック。

わが家の母はビョーキです

わが家の母はビョーキです

「ユア ビッグ ファミリー」(中央町の自然食レストラン)で読んだ。2も出ている。

オタクの婚活エッセイコミック。お勧め
⬛31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる (ウィングス・コミックス)

↓読んだときに自分紹介してるわ。
http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/touch/20160309/1457511503
婚活に関係ない自分にも面白く読める。作者のオタク部分は、誰もが持ってる「あまり人に言えない趣味。自分だけのこだわり」部分としてみれば、読むときの障害にはならないっす。
自分をとことん客観視でき、それを分かりやすく解説しながら進んでいくところが読んでて小気味良い。

夫さんバージョンも出ている。
やっぱりこれも、人の助けを受けながら、自分で気づきながら、挫けながら、ある意味自分で自分を救済する話と言えるかな(笑)

……………閑話休題……………
ここから始まる一連のスレッドも当事者の実録で……
殺虫剤をまいて全滅させたと思っても、それを生き延びた少数の個体が時と共に増え、当然その殺虫剤では効かないので、さらに強い殺虫剤を……というセオリーどおりじゃないか……面白くもオソロシイ実話で…
↓↓↓
@DummyLostonline
突然なのですが思い出したので。
俺は昔、浄化槽管理士をしてました。
空港や地下鉄の雑廃槽や浄化槽のメンテナンスをしていたワケですが、その頃の東京・某地下鉄での話です。
地下鉄の雑廃槽などは、基本的には最下層にあります。
また、地下鉄の営業時間内には作業できないので夜勤になります。
2018年1月1日
https://mobile.twitter.com/DummyLostonline/status/947761480732098560


⬛⬛⬛⬛⬛
困るのが「エッセイふうマンガ」で……
医療マンガと主婦マンガにこれが混じってることがある。

「あたしんち」や益田ミリさんのマンガのように、マンガはマンガでいいんだ。何も問題ないんだ。楽しく読めるんだ。

なのに、ミリさんのマンガのテイストで、コミックエッセイを装って、あとで「あれ、作者のエッセイではなくて、作ったマンガなんだ」とわかる某マンガはひどい。
「エッセイコミック」と銘打ちながら、実は「エッセイふうコミック」だったのがわかると大変白ける。最初から「エッセイふうコミック」と銘打てばいいのに……

それって偽装販売やんか……

「実録エッセイに見せかけるほうが、売れる」という魂胆が見えるようで大変不快。

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メモ

2018年最初の号のワンピで

昨年12月だったか、ツイッタートーンポリシングと女の子の「やめろ」が非難される問題が頭に残ってたので、ナミが言ったのが「やめて」ではなく「やめろ」だったのがちょっと良かった。作者はツイッターやらないと言ってたようなので、それに影響されたわけではないだろうが。いやバタフライのはばたきが、という話もあるし。
今まではどうだったか、「やめて」だったのではと気になった。


こういうのが気になる………


不用品処分を頼まれたがバッカーノは半分だけブックオフで一冊5円。半分は日焼けでゼロ円と。

オタリーマンなんか読まない方がいいよ……orz
絶望先生」もそうだが、たまにウェブで更新されてるのを読むとか、雑誌のいろんなマンガの一つとして読むのと、一冊にまとめたマンガを読むのとでは、自分への侵食力が違う。

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@tarareba722
五味先生のこの「プレゼン資料の作り方」は、社内企画書や社外プレゼン資料の製作にガチで役立つ。20代後半から30代中盤で「自分の武器を増やしたい」と思う人は、こういう「企画書(プレゼン資料)作り&発表」を習得するといいのになと本気で思う。「味方」が増えるよ。

五味馨@keigomi29
修論から範囲を広げ、ポスターも入れて更新したのがこちら。
(link: http://keigomi29.hatenablog.com/entry/2017/10/27/174505) keigomi29.hatenablog.com/entry/2017/10/…

https://mobile.twitter.com/keigomi29/status/950871927362535424

@shalom_rajendra
このように利用者と対話を重ねて、言語化されてない要求を引き出したり質問の主題を明確化する技法を、レファレンスインタビューと言います。 / “「漱石ありますか」と学校図書館へ来た生徒に、学校司書が違う本を勧める理由 - 弁護士ドッ…”

漱石ありますか」と学校図書館へ来た生徒に、学校司書が違う本を勧める理由
bengo4.com https://t.co/8dHqgkL0En?amp=1

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1月10日
@wanpakutenshi
山口敬之氏のレイプ揉み消し、ついにアラビア語圏でも報道!すでに東南アジアなどの外国人が日本で働きたがらないケースも! | ゆるねと

日本のことを一番知らないのは「ボクたち日本人自身」という状況になりつつあり、冗談抜きで北朝鮮のことを笑えないような状況に…

【世界の有名人】山口敬之氏のレイプ揉み消し、ついにアラビア語圏でも報道!すでに東南アジアなどの外国人が日本で働きたがらないケースも! | ゆるねとにゅーす
yuruneto.com
https://t.co/SbFRkmGJfS?amp=1

                                                                                                                  • -

「willが一番わかりやすい。コタツでゴロゴロしながら「俺たち成功するぜ」と言うのはwe’ll succeed 。一方、色々努力していて何かきっかけを見出した時は we are going to succeed 。
助動詞の方は単に「気持ち」、群動詞は現実からくる「実感」。」

⬛⬛⬛"can"と"be able to"の違い
英語の一連のスレッド面白い。こうやって理解できていたら。
https://mobile.twitter.com/who_g/status/951057907298181120
ビリーブミーとトラストミーの違いとかも


子どもが喜ぶイリュージョンおやつ
https://mobile.twitter.com/Tsucky3153/status/949934547893825536


戦後70年以上PTSDで入院してきた日本兵たちを知っていますか 彼らが見た悲惨な戦場 https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/ptsd-ww2?utm_term=.ep4q5DaO8 @togemaru_kさんから


@1484h
夏に行った高校生対象の富士山巡検の報告書が届いたが、「今まで何となくあることが当たり前、きれいだなぁとしか思わなかった自然の風景も、しっかり知識を持てば新しいことが見えてくることに面白さを感じた(原文のまま)」という類の感想がいくつかあって、ちょっとうれしい 1月7日

@1484hさん
風景に限らず何事についても、よく知れば知るほどに見え方が変わっていき、面白いことが増えていく。これが学問の効能のひとつであると思う。
 こうね、知ることで見え方が変わるわけよ