東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

反対の署名用紙

(私は有料化とボックス収集廃止に基本は賛成なので、署名はしませんでした)


これは昨年スキャナーでとりこんだもの。
共産党の支持者からいただきました。

東久留米市の住宅地の家庭ゴミはボックス収集


感想
■「家庭ゴミの有料化の中止を求める請願」は、おもに「ゴミの減量」とは別の観点から反対されている。

ゴミ収集の有料化を消費税値上げや物価の上昇などと同じ、市民の生活にダメージを与えるものとしてとらえ、だから「反対」するというのが主旨のようです。

(そういう意味では私も「反対」なんですが…しかし、東久留米市でのゴミ収集有料化は、「ゴミの減量」「まちのデザイン」その他の観点からの意味が大きく、それらを天秤にかけた結果が「賛成」)


ゴミの平均値については、なぜ東久留米市(590.8g/1人/1日)が多摩の平均(601.8g)より低いのか私はわからないんですが(というより、ほぼ平均ではないのか)。自治体によって家庭ごみと事業系ごみをあわせたゴミの量を総量にして計算している自治体もあると聞いたこともありますが、どうなんでしょう。

東久留米市民は日々ゴミの減量に取り組んでいる」というのは、どう考えても言い過ぎでは・・・

請願では、ボックス収集という現行のシステムについては、まるでそんなものは東久留米に存在していないかのように言及していない。

実は有料化反対の運動をしてる人達も、ボックス収集がごみ減量には逆行するものだと云うことは十分わかっていて、なおかつ、この便利なシステムをなんとしても手放したくないから、絶対にボックス収集を「問題」にしないようにしているのではないか。


↑2015年12月14日東久留米市二小の通学路

プアースポットです
(パワースポットの逆)(プアー=貧しい) (語源「絶望先生」)

■「反対」の人たちの「反対」は
白紙撤回が目的の「反対」であり、「ゴミ有料化について検討することも中止せよ」と主張しているかのようだ。

だから、行政が出した有料化の「案」を、「もんでたたいて」「あらゆる面から検討して」「いいものにする」「使いやすいものにする」ということにならない。有料化による負担増の不安をもつ人に対して配慮した「落としどころを見つける」ということにもならないのだ。

実際はボックス収集をやめるだけでかなりの減量効果が現れると思う。ゴミ有料化の前にボックス収集の見直しをすべきで、しかし、東久留米市の住民にも市議にも行政にもそれが出来ない。
(半官半民の「まちさぽ」は10年たってもダメダメな組織でした)反対派は本当に考えなくてはいけないことをスルーして、「家庭ごみの減量をすすめてください」と要望するだけ。
かつて私達が空きビンと空き缶の分別回収実験をしているときも、あの人たちは、ただ「要望する」だけだった。なんでそんな人たちに気を使わなくちゃいけないんだということで後でゴタゴタした苦くて酷い記憶がある。

岩国哲人氏が市長だったときの出雲市で有料化をはじめたとき、あらかじめ市がゴミ袋を無料で全世帯に配布しておく仕組みにして、毎月の配布分で足りなくなった場合は自分で買う、ゴミ袋が余った人は、そのゴミ袋を役所の窓口に持っていけば現金で買い取ってくれる仕組みにした。

買い取る期間は年度末の1月間だったかで、そのときは高齢者がゴミ袋を持って窓口に行列を作ったそうだ。


ゴミ袋をあらかじめ市内の全世帯に配ることは東久留米でも出来ると思う。ゴミ袋を市報と一緒に配れば。付録のように市報と一緒にして配れば、普段「市報なんか読んだことない」と言う人も、ついでに市報を見るようになると思うよ。

有料ゴミ袋を市内で地域通貨として流通させよう、という発想もほしい。


少なくとも、実施する1カ月前くらいの市報に、有料ゴミ袋を付録につけて配布して、こういうゴミ袋で回収しますというふうに周知したほうがいいのでは。
と、先日ゴミ対策課に行ったときにも要望してきた。
直に言うと、署名用紙の「ゴミの減量をさらにすすめてください」に対しては、「何いってんだコノヤロー!!!!今頃ふざけるなー!!!!」と言いたい、暗くて深い恨みと辛みが個人的にいやあのホントにぶつぶつ