東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

ヤフー知恵袋メモ

2014-07-15 05:44 カウンター100082。(*゜д゜*)

■メモ
ヤフー知恵袋
「自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。
でも人間の社会では何故それが行われないのでしょうか?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1463546664?fr=pc_tw_share_q

この質問に対する答えは「人権」という言葉を使わないで答えてほしいという縛りがついているが、「人権」を持ち出すまでもなく、人間という生物の生存戦略として説明され得るのが面白い。

間違っている問いというものはなく、問いの前提を問い直すところから答えが始まるとも思わせる。

↑↑↑
こういう答えを読むとアニメ甲殻機動隊で、ほとんど生身であるトグサの「オレも擬態(機械化)した方がいいですか」という問いに対しての素子の返答をいつも思う。

 全成員が完璧で高性能のサイボーグの集団になってしまうと、対象にする事件や人間に対して偏った一方的な見方しか出来なくなり、それが落とし穴になる。集団の構成員はバラけていた方が戦略上有利だから貴方はそのままでいい、と。

ナチスドイツでは全員が金髪碧眼白人の高性能の集団を最上としたが、実際には構成メンバーが同一の遺伝子の集団だと、ある日同じ病気で一斉に全員がやられてしまうから生物としてはダメなんで、バラけている(多様性ともいう)のが生物としての強みになるんですね。(これは内田樹先生の受け売り)

社会にとって障害が役に立つかたたないかという問いは現時点では判断不能とあったが、そういえば乙一さんの小説にも、ある能力者がかけたある呪いが社会に蔓延し人々が死に絶えた。かに思われたが、ある障害者群だけがその呪いにかからなかった。その呪いを受けとる機能が障害で閉ざされていたから、という理由だった。

甲殻機動隊に対して、サイボーグ009では003が一番人間に近いがゆえに、それが落とし穴になった事件がある。高性能の聴覚と視覚を24時間全開にしていたら気が狂ってしまうから、スイッチをオフにしていたのが落とし穴になった。これは自閉症の人で情報を閉じることができないからつらいという光君のほうに連想がいく。