自由学園クラブハウスしののめ寮はこういうところ(公式)
左下に「しののめクラブ」へのリンクが張ってある。
http://www.jiyu.jp/shinonome/
くるくるチャンネルに「しののめクラブ」は「自由学園クラブハウスしののめ寮」として団体登録している。
自由学園のサイト内の「しののめ寮」紹介ファイル。施設の成り立ちについての説明。
http://www.jiyu.ac.jp/shinonome/towa.html
私立学校のクラブハウスしののめ寮の1階のカフェは地域の人が利用でき、ランチは薄味で休館日の月曜日以外は毎日限定20食。カフェのレジで3000円(コーヒー11杯分の回数券兼用の会員証)払って「しののめクラブ」の会員に登録すれば、二階の学習室の集合本棚を利用できる。しののめクラブはしののめ寮が地域に開かれたコミュニティの拠点になるよう目指しているそうだ。たまに読書会や親睦会を行っている。
13年末に数えてみると、しののめクラブの会員は約40人で、そのうち半数の20人くらいが集合本棚に自分の本棚を設けていた。
本棚の一角が「0円リサイクル」のコーナーになっている。(こんなことをする人は決まっているでありんす)
13年10月23日
クラブハウスの3階にはJIYUアフタースクールが入っている。
http://www.jiyu.ac.jp/jiyu_afterschool/jiyu_afterschool_b1.html
これは放課後の子供のアフタースクール。数年前から子供の放課後をどうするかという問題解決のために「アフタースクール」という考え方や場所が全国にできている。自由学園のは内容も充実しているが、それなりのいいお値段である。お金持ちめぇっと、正直思います。子どもなんて小学生になれば、ほっておいても自分で好きなところに行くだろうなどと思う人は、いまどきの子どもの事情がわかってない人ですよ。
11年にJIYUアフタースクールのパンフレットが東部図書館においてあったのを見かけたが、中身は簡単な案内で、肝心の費用がどれくらいかかるかは一切記載がなかった。ちょっと、と思ったが、最近サイトを見てみると、結局は自由学園に通う子どもに対象を限定したのかと、少しがっかりした。仕方がない。
私は数年前に、共働きの核家族世帯の自由学園に通う子どもの放課後のお迎えをしたことがあるが、小学一年生にとっては、家を出てから帰宅するまで毎日疲れる生活だったようだ。自由学園の敷地はどこかの一丁目二丁目分くらいあり、駅から学校に着くまでと校門から校舎に着くまで、相当に歩くのだ。あの子は公立と私立のどちらに着地したのだろう。
メモ
1月11日の読売新聞によると、幼稚園から高校までの学習費について
幼稚園〜高校まで15年間私立校で学ぶと、学習費の総額は1677万円、全て公立校に通った場合は500万円で、その差は3.36倍になることが、文部科学省が昨年度実施した調査でわかった。塾や習い事にかかった費用を学年別でみると、公立校は高校受験を控えた中3が36万円でもっとも高く、私立校では小6が72万円で最も高かった。