東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

アフガニスタンに「リサイクルショップすぎのこ」にあるランドセルを送りたい

アフガニスタンにランドセルを送るジョイセフの運動は10年以上続いているのでご存知の方もいると思う。私は一度送ったことがあるが、もうウチにランドセルはないから、その後記事を見かけてもスルーしてきた。
が、最近の新聞のランドセル募集の記事で、輸送料のカンパが1500円または書き損じ・未使用の官製はがき50枚でもOKということになっていたのが目を引いた。それと「すぎのこ」でずっと店ざらしになっているランドセルが結びついた。
 リサイクルショップすぎのこには中古のランドセルが2年位前から店ざらしされている。これを買い取ってアフガンに送れたらいいのに。しかし今月は痛い出費がある。

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工事中の場所が現在のリサイクルショップすぎのこ。スポセンの近くで大門中学のとなり

ジョイセフのランドセルを送る運動は持ち出しボランティアである。(備考 ボランティアを金銭面から見ると、「無償ボラ」「有償ボラ」「持ち出しボラ」の三種類がある)
●港区のランドセル集計センターまで自腹でランドセルを送る宅急便代が500円くらい。
●ランドセル一個につき1800円または集配書き損じ・未使用の官製はがき50枚で代用できる)がセンターからアフガンまでの船の輸送料として必要。これが一緒でないと、ジョイセフが受け付けない。
●リサイクルショップすぎのこにある中古のランドセルの値段は1000円(誰が買うんだ。誰が)

昔、子どものランドセルがいらなくなって処分に困るという保護者の何人かにジョイセフの運動を話したことがあるが、1500円を一緒に送る必要があると説明すると、聞かなかったことにされる経験を私は何度もしてきた。

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だからあまり期待はしないが、「あの」中古のランドセルをアフガンに送るのに書き損じのはがきがあったら出すけど?という人を募ることが出来ないかと思う。

ネットやチラシでそういうことを宣伝して −リサイクルショップすぎのこへ、(そこにある)ランドセルをアフガンに送るために書き損じはがきやカンパを持ってきてもらうことにしたら− お店の宣伝にもなるということを、昨日思いきって、お店に行って出てきた人に話してみたが、

「とてもいいことだと思うけど、そういうことはちょっと・・・・」という返事だった。

(予想していたとおり…。もっとも、10時開店4時閉店、土日休みの店では、カンパしたい人がいても立ち寄りにくいだろう)
(あまり集客とか売り上げとか考えずに経営している障害者団体のお店だから、逆にこういったオプションがつけられる余地があると思うのだが)

「あの」のランドセルがアフガンでもう一回生きたら素敵じゃないか。
写メにとってきた。

普段はがきを書かない人でも、年賀状は出すかもしれない。余分に買って使わなかった年賀はがきは来年使うこともできないので処分に困る人もいるのでは。うちの家族の一人はそれをゴミ箱に捨てるというバカをしていたので私は怒り狂って説明したことがある。

 郵便局に書き損じ・未使用のはがきを持っていけば1枚5円くらいで新品のハガキに交換してくれると。

が、新品のハガキに換えてもなあという人もいるだろう。未使用の年賀はがきも当選発表が過ぎて外れていれば不要になるから、呼びかけるチャンスじゃないか?

どうしよう。カンパや書き損じはがきを持ってきたいという人がいても、もってこられる「場所」が必要なのだ。
男女平等センターに話を持っていってみて、そこでカンパの受付をしてもらえないか聞いてみようか。うーん。(私はこれ以上「変な人」と思われるのはいやだ)

(2月28日の男女平等推進センターでの防災セミナーは満杯で、講師の話も有意義で、最後には「災害ユートピア」のような活況を示すに至った。笑)

ジョイセフ想い出のランドセルギフト
http://www.joicfp.or.jp/jp/donation/things_to_donate/omoide_ransel/
ここのファイルを何点か印刷してリサイクルショップすぎのこの受付の人にも渡してきた。福祉関係の人は自分たちのことでせいいっぱいで、こういう支援まで考える余地がないと言われたら仕方がないが、そういうことが出来るようになれば、すぎのこの人たち自身にとってもいいことなのではないかと思う。誰か説得してくれないものか。私ではだめでした。

「今なら(ランドセルを)500円で持ってっていいですよ」と店の人に言われたが、あんながさばるモノは持ち帰っても家に置き場所がないし、家族に怒られる。お母さんはまた変なことを始めるのかと。(泣)

「ランドセルがここで売れるならそれが一番いいです。しかし、シーズンを過ぎて売れないようだったら買い取ることを考えます」と言って帰ってきた。

NHKテレビ「カーネーション」のヒロインのモデルになった小篠綾子さんは、「与うるは受くるより幸いなり」という聖書の言葉が座右の銘だったという。

昨年の12月の選挙の数日後に見た新聞に、アフガンで小学生の女の子5人が学校に行く前の薪拾いの最中に地雷を踏んで亡くなったという事故がベタ記事のような小ささで載っていた。自分や子どもはそういう心配をしないで生きてこれたのだから、出来ることがあったらしたいと思う。

              • 備考----------

NPO法人には。寄付した人が寄付分について税金の控除を受けられる認定NPO法人という種類がある。生活クラブの関係団体の草の根市民基金・ぐらんも認定NPOだった。私は1年間で1200円(毎月100円)の寄付をしたので資料を読んでわかったことは

●控除の対象になるのは、寄付額から2000円を引いた額。
所得税がゼロの人は控除すべき課税額がないので税優遇はない。

医療費控除などは1年間にかかった医療費から10万円を引いた額が控除の対象になり、所得税と住民税から税額控除を受けられるが、認定NPOの税額控除の仕組み自体もほぼ同じか。

ジョイセフへも、寄付には税優遇措置があるので、もしも、カンパとランドセルが集まり、2個以上のランドセルを送るといった場合は、自分(無職)ではなく誰か所得税を払っている人の名前でジョイセフに寄付をして、税金の控除を受けてもらうのがいいと思う。