大阪の高校のバスケ部顧問による体罰で生徒自殺の問題について、元自衛隊幕僚の田母神氏の意見https://twitter.com/toshio_tamogami/status/289499139828482048
●安冨歩 @anmintei
「田母神氏の発想を少しでも肯定すると、ファシズムになる。とてもわかりやすくて良い例。彼の意見に少しでも同調する人は、そういう人。」
ファシズムかどうかはともかく、これでは犯人隠避で、隠蔽体質の肯定としか思えないのだが…。「上司が部下を守る」というのは、部下の行う(行った)ことについて上司が責任を引き受けるということではないかと思っていたが、違うのか。
小説やドラマで、「好きなようにやれ。責任は俺がとる」と言って部下の行動を促す上司というのは幻想なのだろうか。
部下がたてた功績を、全部自分がやった手柄にする上司というのは、サラリーマン社会の話としてよく聞く。いや、「子育てごっこ」だったかな、作者(里親)に育てられた子供(里子)さんが訴えたのは「自分(里子)の良いところは全部里親の功績で、悪いところは全部実親のせいだと吹聴する作者(里親)」の卑しさだった。どこの世界にもあるのだろう。
田母神氏は右翼思想の元自衛隊幹部として知られているが、東久留米市の税収についての・・・会は新春の集いで田母神氏の講演会を催していた(「くるくる」に出ていた)。どういう人選なんだろう。大丈夫だろうか(>なにが)(いや、逆に、日本の原発をただのミサイルで攻撃されたら、核兵器で攻撃されるのと同じ結果になるのをどう思われているのかと聞いてみたい。が、PAC3で全部撃ち落とすから大丈夫ですと言われそうな気もする)
メモ
●「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ - 朝日新聞デジタル http://t.asahi.com/9c7s
一部引用
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(昔は)「練習中に水を飲むとバテる」と信じられていたので、私はPL学園時代、先輩たちに隠れて便器の水を飲み、渇きをしのいだことがあります。手洗い所の蛇口は針金で縛られていましたから。でも今、適度な水分補給は常識です。スポーツ医学も、道具も、戦術も進化し、指導者だけが立ち遅れていると感じます。
体罰を受けた子は、「何をしたら殴られないで済むだろう」という後ろ向きな思考に陥ります。それでは子どもの自立心が育たず、指示されたことしかやらない。自分でプレーの判断ができず、よい選手にはなれません。そして、日常生活でも、スポーツで養うべき判断力や精神力を生かせないでしょう。
「極限状態に追い詰めて成長させるために」と体罰を正当化する人がいるかもしれませんが、殴ってうまくなるなら誰もがプロ選手になれます。私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました。「愛情の表れなら殴ってもよい」と言う人もいますが、私自身は体罰に愛を感じたことは一度もありません。伝わるかどうか分からない暴力より、指導者が教養を積んで伝えた方が確実です。
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「おおふり」には体罰なんてありえないよなーという程度にしか野球部のことは知らない自分でも、桑田真澄の名前くらいは知っている。桑田元野球選手が「体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました。」と言うと説得力がある。
体罰だけでなく、自殺した子が顧問から「二軍行きになるぞ」と口頭で言われて(脅されて?)固まってしまったという記事もあるので、言葉によるパワハラの面もあったのだろう。
きっと体罰した教師は、「体罰がそんなに悪いなら、何故誰も止めてくれなかったんだ」と思っているのではないか。止められなかった校長や教育委員会の責任も問われて然るべきだろう。
●橋本麻里 @hashimoto_tokyo
.@Pnagashi さんの「m_niciokaさんによる「体罰の社会史」の感想と、「体罰の会」について」をお気に入りにしました。 http://togetter.com/li/433178
●「体罰の会」って、冗談ではなかった。
(;´д`)/体罰とは「相手の進歩を目的とした有形力の行使」です、子供には「体罰を受ける権利」があります http://taibatsu.com/index.html
追記
●想田和弘 @KazuhiroSoda
なお、橋下徹が教育委員会に「全教員の異動」などというトンデモ要求をしているのは、奴のいつもの手口である「仮装の利益」と「譲歩の演出」であることに留意したい。「橋下徹の言論テクニックを解剖する」http://bit.ly/sbvQsU
そうなのか、橋下徹市長は亡くなった高校生の遺族に会ってから、体罰は犯罪だと、ある意味「転向」を宣言したのはえらいと思ったが、その後のやることがめちゃくちゃ(体育科の廃止とか教員全入れ替えとか受験中止とか言い出した)と思ったら、これを機に行政による教育への介入を強めるのが目的なのか?。話題を作って人をあわてさせふりまわし、自分の思う落としどころへもちこむ交渉法だったのかと、中島先生の指南を読んで納得。