東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

2020年 東京オリンピック招致委員会のメッセージが酷すぎる

●2020年 東京オリンピック招致委員会のメッセージが酷すぎると話題に - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2134429753156541001

一部を引用する(赤字)

                                                                                      • -

オリンピック・パラリンピックは夢をくれる。
そして力をくれる。
経済に力をくれる。
仕事をつくる。
それが未来をつくる。
そして世界の意識をニッポンにつれてきてくれる。
今、それがニッポンには必要だ。

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オリンピックは金になるというのがオリンピック招致の本音とはいえ、これをメッセージとして出していいのか?

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私たちはいつから経済大国という言葉に甘えて
情熱を特別なものにしてしまったんだろう。
たくさんの困難にあった今、
復興と戦う今、
私たちは未来とも戦わなければいけない。

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なんで「復興と戦う」「未来と戦う」か。文章的におかしい。変な文だよコレ!

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未来が何を失いつつあるかを
私たちはごまかしながら生きていないか。

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世界の競争で勝てる立候補都市、東京で

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「が」「を」などの使い方や文章がおかしい。
「世界の競争で勝てる立候補都市、東京で」
・・・
本当に広告という文章のプロが書いたのか、うそだろ。

全体通して読んでも、すごいネガティブメッセージという感じだ。オリンピックを招致しないと世界から見捨てられて日本に未来はないと訴えている文章だと思うのは私だけだろうか。

誰かが言うように、オリンピック招致反対派による悪戯じゃないのか。

★追記 気になって東京オリンピック招致委員会の公式ページを見たが、現在のメッセージはちがっていた。
最初にあげた「NAVERまとめ」が昨年8月までの更新なので、ひょっとして評判が悪いのでメッセージを差し替えた可能性もあると思い、見てみると、確かにNHKの昨年3月3日の番組では、「NAVERまとめ」にあるメッセージが使われていたので、現在のメッセージはその後差しかえたものだろう。

NHK ニュース深読み
http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/120303.html

メモ
荻上チキ ‏@torakare
いじめ報道によって、認知件数が増減するのとは別に、実際のいじめ件数は、ずっと横ばいの可能性が高いこと。いじめには、発生しやすい場所や時期があることなど、データが語る事実を抑えたうえで議論をしよう。あてずっぽうな教育談義もストップしよう。

http://stopijime.jp/data/

内藤朝雄 ‏@naitoasao
「毎日殴られた。精神がおかしくなり、海に飛び込もうと思った」――海自護衛艦「しらゆき」の陰惨な日常 http://www.mynewsjapan.com/reports/1752

●メモ
集団的自衛権のトリック 東京新聞社説より一部引用 2013年1月7日
 安倍晋三首相らが憲法で禁じた集団的自衛権行使を容認するべきだと主張する際に持ち出す「自衛艦と並走する米軍艦艇の防御」「米国を狙った弾道ミサイルの迎撃」の二類型は、どう考えてもおかしい。
 日本海海戦のような密集陣形を想像しているのだろうが、現代の艦艇は潜水艦への警戒から点々と散らばり、無防備に並走しない。攻撃に使われるのは魚雷と対艦ミサイル。とくに魚雷は一発で撃沈させる威力があり、ひそかに狙われたら防御どころではない。
 米艦艇と並走するのは洋上補給の場面だが、ここで攻撃されたら自衛艦集団的自衛権行使を意識するまでもなく、自らの防御のために反撃するだろう。
 米国を狙った弾道ミサイルを迎撃する手段が現状で存在しないことは前の自民党政権当時、久間章生元防衛相が国会答弁している。迎撃できるようになるのは開発中の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」がイージス艦に搭載可能となった後の話である。
 迎撃ミサイルを搭載できるイージス艦自衛隊に四隻しかないが、米軍は二十六隻保有し、さらに増やす。米政府には自前での対処をお勧めする。
 より大きな疑問は世界中の軍隊が束になってもかなわない米軍にいったいどの国が正規戦を挑むのかという点にある。ありもしない話はレトリック(修辞法)というよりトリック(ごまかし)である。 (半田滋)