東久留米日記

時事メモやオモチャと文房具のリサイクルとかごみ収集の話とか

空き家問題対策について資料サイト


雨戸がしまり、郵便受けにガムテープで封がしてあった。人が住まない家の荒れた感じと勢いを増す庭の樹。少し遠目から感知した自分がこわい。 H×D○所そば住宅地

たくさんあるが、とりあえず
■“空き家”が街をむしばむ - NHK クローズアップ現代http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3186_all.html

国土交通省による空家実態調査報告書
[PDF] http://www.mlit.go.jp/common/000117816.pdf

備考
2011年11月11日朝日WEB「空き家の増加で環境が悪化する住宅街」より一部引用

総務省の調査では空き家の詳しい実態が分からないため、国土交通省住宅局は09年度に実態調査を行った。東京・大阪の大都市部に加え、東京・大阪の郊外部のほか、東京から40km圏外の空家についても調べた。

その結果、1年以上の空き家では、所有者の70%が60歳以上だった。また、築年数が古く、木造、1階建て、道路の幅員が狭いほか、日照の悪さや駐車場がないといった問題も浮かび上がった。大阪府などでは低層高密度木造住宅の空き家が多くこうしたものがデッドストック化している、という。

 住人を募集していない空き家は「特に利用していない」が57%、「物置、トランクルームとしての利用」が16%と、ほぼんど活用されてない。今後5年間についても「現在と同じ利用方法で継続」(55.6%)「更地化したい」(9.7%)と、6割以上が居住用住宅としての利用を考えていない。高齢で無職の所有者が多いため、空き家はそのままになりそうだ。」

■北海道の自治体の職員がまとめたのかな
[PDF] 廃屋・空き家問題http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/kk/okk/g-ksd/110610haiokukentou01siryou2.pdf
そのホームの自治
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/

保坂展人
世田谷区市長として「まちづくりと地域福祉・子育て支援のための「空き家・空き部屋」活用を考える」 http://blogos.com/article/36172/


私の考え
10数年前には、子どもにゴハンをろくに食べさせない家があっても「しつけだから」といわれたら、他人は口を挟めないし、手が出せなかった。児童虐待防止法やDV防止法ができて、「家庭」に社会が介入できるようになった。

同様に、「家屋」についても、個人の私物だから社会が介入する問題じゃないと言って、見てみぬふりをするのはどうか。高齢化社会「以前」ならともかく、これからはそうも言ってられなくなってきたのでは。市場原理にまかせるだけでは取り残される家屋がある。
 気が付いたときには、家の権利が分散され、権利者すべてに連絡が取れないと、仮に自治体に空き家条例が出来ても、どんなに危険家屋であっても、手が出せなくなるのは、ほかの地域の先行例が明らかにしている。

さっさと手をつけないと、あちこち奥津城が増える一方なのではないか。ぞっとする。

足立区ではゴミ屋敷条例を作って、社会が隣人に介入する準備をしている。

家賃滞納の家から住人の白骨死体、空き家の床下からラジウムというのは、昨年、既に起きている話だ。

条例を作っても、運用しなければ意味がないから、東久留米市(の公務員)はそこんとこやる気がないから、いくら条例作ってと言ってもダメだよとか、ある人に言われる。

市民の側でNPOソシキで「休眠家屋見回り・活用委員会」(仮称)とかつくって、せめて空き家の安全管理だけでもできるようにするとか。行政とヤル気のある市民のソシキで、連携していかないと。